具無し丼

DATE TO TEKUTEKU

Johnny's festival~thank you2021 hello2022~ Snow Man「Grandeur」のステージ演出すごいねって話

 

「いや、めっちゃ良いわ…」

 

 

 

 

見終わった後に、こぼれたこの一言。

まさにその通りだったジャニフェスだけれども、これじゃああまりにも簡素すぎる。

ただ、激情型オタクであるがゆえに書こうとすると各グループの衣装からアイドル同士の絡みからセットリストのあれやこれやをどこがよくて何が好きかを支離滅裂に語り続けてしまう。

あらゆることを語りたくなる素敵なライブだったので感想のターミナルが見つからない。

 

てことで、テーマを一つに絞って「Grandeur」のステージ演出について

ステージ演出の知識はまったく無いんだけどGrandeurは好きな曲だし、思い入れが強いせいかステージ上の演出を見て感じるものがあって、

光で空間でここまで表現できるんだ!?松潤からはこの曲を通してSnow Manってこんな風に見えてるのかな!?など思った箇所をざっくばらんに書きます。

 

・イントロ

雷の演出があると何かが起きるって相場が決まっている。

実際に、ハリーポッターの両親が殺された日もアンパンマンジャムおじさんパン工場で生まれた日も雷だったからね。

 

・Aメロ「get in on, get in on,始めよう~」

溜めと我慢

上下に届く縦ライトはMVの神殿オマージュしてる?

縦ライトで広がりが無い、全体的に暗い。ステージが狭く見える。顔も見にくい。

 

・Bメロ「喧噪に埋もれた小さな夢~」

まだ溜め。

暖色のライトが少し明るくなる。

 

・サビ「衝動的に突き進め~」

解放

白く明るくなる。カラフルなライトが光り始めるけど、光はまだ客席に届かない

 

・ラップ「Yeah Listen~」(ここのyeah listenの深澤さんの吐息のyeah listen大好き)

また、少し暗くなる。

この辺りで天井が一番低くなってる。ライトの量は増えて白い光はくるくる動いている。小さい箱の中で充電しているような感じに見える

→オレンジに変わる(充電?準備完了?)

 

・サビ「情熱的に燃え上がれ~」

開放。

ここで初めて客席にライトが届く

一度目より強い開放

 

・Cメロ「雲の隙間に光る~」

集約。

振付的にもそうなんだけど、演出的にも先ほどまでの狭さは無く意図的に集まっている。

嵐の前の静けさ。

そして、「I'm gonna suevive~」の歌詞に入るかと思いきやここで歌詞抜き。

歌詞抜きだと溜めが強くなる。原曲を知ってる人は更に強めのストップかけられる。サビ前のバタバタバタってなるダンスアレンジは見てるこっちも「早く…!」って思わされた。からの間髪入れずに

 

・サビ「誰より気高く~」

ドーーーン!!開放。

待ってましたーーーー!!!!!ここで一番の爆発!物理的にも爆発。

小爆発を繰り返した後の大爆発。天井がどんどん上がって空間が開けていく広がっていく。

少し引いたところからの下アングル(天井のライトごと映ってるカット)

このカット最初のAメロの「shout it shout it~」であった以来二度目(宮館さんの「壮大な未来を~」の前で映るカット)との比較しても断然キラキラ増しの広広

下からのアングルは空間が広く大きく見えるので最後のサビではそのショットがかなり多い。壮大よ~

 

その後の康二センター「it's a grandeur~」でがっつり下から

康二の腰をアップで一度、視線を下に誘導してからメインステージ全体を引きで映すことで更に空間を広がるのかな?

序盤でも同様に引きで全体映るがショットがあって、その時は天井が下りてた時だからSnow manのいる演出の中の箱の大きさが全然違ってて

たったこれだけなのに曲と最初と最後でグループの大きさがまったく違って見えるのがすごく印象的。

圧倒的ダンスパフォーマンスや光る汗も相まって現地で見てた人も感覚的になんかすごくね?ってなったんじゃないかな。(なってるといいな)

 

あと、最後のラウ「the grandeur」の後の暗転、星空っぽく映るのもMVのオマージュだよね?

 

ってことは、松潤さんスノだけじゃなくて全グループの対象MV見たってことだよね…あと、配信用のカメラ演出も意図があるものとして見るとなんかそんな気がしてくるのですごい。全部、計算なんですか…すごいな…

 

もしかしたら当たり前で基本的な手法かもしれないんだけど、本人たちの内なる葛藤とかファンへの光の届き方とか非常に繊細な表現が行われている気がして…

大好きすぎて何回も見ちゃった。

 

あと、宮舘担だから過剰反応しているだけだと思うんだけど、この曲はやっぱり2020年末つらかった時とうれしかった時を共有した曲だから、この曲に溜めだったり開放だったりの演出が込められて最後にはでっかく見えるように作られているのが嬉しくて!

 

もちろん別にこの件がなくったってアイドル人生だって、誰かの人生だって、絶対そういう期間や経験はあるわけで、そういうものをステージ上で演出する場合はこんな風に表現するんだと感心しました。

 

なんか色々書きましたが最後は結局この言葉に帰結します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、めっちゃ良いわ…」